「…んッ…も、そこばっか…ぁあッ」

月明かりに照らされたベッドの上で、山本に組み敷かれ、艶やかな声を上げる…。

「でも、獄寺ココ好きだろ?…硬くなって、綺麗な色してる…」

胸にある小さな赤い実の尖端を、舌先でくりくり弄られたかと思うと、舌を絡めて吸い上げられる。

「ひ、ぁッ……、も、吸うな…」

反対側の実も、指先でこねられ、たまったものじゃない…。これ以上、胸を弄られたら、胸だけでイってしまいそうだった。

「イきそう?」

小刻みに震える獄寺の身体の様子から、限界が近いことを覚り、執拗に攻めていた赤い実から唇を離し、上目使いで獄寺を見つめる。

端整な顔立ちが月明かりで照らされて、いつもとはちょっと違う顔の山本に、心臓がトクンと跳ねた。

小さくコクンと頷くと、それを待ってたかのように、山本の指が、獄寺の下腹部へ移動し、愛液で濡れた肉棒に絡まる。

触られた刺激に反応して、跳ねる身体を愛おしそうに見つめ、愛液が溢れ出る鈴口をちろりと舐めた。

「ひ、ぁ…」

突然敏感な場所を舐められ、反射的に声が漏れる。今にもイきそうになっているソコは、止め処もなく愛液が溢れ、既にシーツにまで染みが出来ているほどだ。

「獄寺…えろいのな…胸弄られただけで、もーこんなにして…ココも、ひくひく動いてる…」

愛液が伝い落ち、下の菊壺までグショグショに濡れて、まだ一度も触れてはいないのに、ソコは収縮を繰り返していた。

「ふ、…ぅん」

イきたいのを我慢しているせいか、目が潤み、涙が出る。

「も、やまぁ…もと、イかせ…ろよッ」

イきそうで、イけないもどかしい刺激に我慢できず、自分から無意識におねだりする獄寺に、流石に山本も理性の限界だった。

「獄寺…」

愛おしげに名前を呼び、ご褒美とばかりに、ぐしょぐしょに濡れた肉棒を口内に向かい入れる。
舌を絡ませ、強弱をつけて舐め上げ、さらに、ここぞとばかりに、吸い上げ、そのまま先端部分を歯が当たるように軽く甘噛みすると、その刺激に我慢しきれず、獄寺は山本の口内に思いのたけを吐き出した。

「ひ、あぁぁ――ッ」

口の中に獄寺の精液の味が広がる。甘い甘い蜜のようなソレを全部飲み干し、まだ足りないとばかりに、穴に舌を擦りつけ、最後の1滴までも搾り取るように舐める。

解放の余韻で、くったりと横になっている獄寺の太ももをそっと開かせると、そのまま、舌を菊壺まで移動させた。





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